踏み込み温床

今日は踏み込み温床づくり。
踏込み温床(おんしょう)は、切りわら、落ち葉、米ぬか、鶏糞を混ぜ、
水分を加えて足で踏み込むと、それが微生物により発酵し、
その発酵熱によって、温度があがるシステムになっています。
空気がたくさん入ると温度があがりすぎるため、よく踏み込むと
微生物の発酵を抑え気味にし、低温を保ちます。
夏野菜の種は温度が20℃くらいないと、発芽しないので温床を作ります。
最近は電熱線を使うので、踏み込み温床をする人はほとんどいないでしょうね。
踏み込み温床は昔からある農業の伝統的な技術ですが,
各地の有機農業をしている人達が細々と続けています。
一度、熱源を自分でつくってみたくてチャレンジしました。
踏み込み温床づくり
●まず枠をつくる。
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今回は外周の部分を少しだけ深く掘りました。北側はやや深めに。
(北側の方が温度があがりにくいから)
枠の高さは55~65cmぐらい。
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落ち葉(炭素材料)を15cmぐらい入れる。
(今日は雨だったので水分的に良い感じ)
その上に米ぬか(窒素材料)と鶏糞(窒素材料)をふりかけ足で踏む。
適度に水分を。
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 ↓
●藁切りで藁を細かくする。
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藁を細かく切ると、また土壁を塗りたくなりますが。
(以前仲間とセルフビルドした山小屋は土壁です)
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も入れ、米ぬかと鶏糞をふりかけ足で踏む。
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 ↓
●2回目から高さを5cmくらいにして、繰り返す。
●3日くらいで温度があがってくる予定。
●1週間くらいで少し温度が下がり30度くらいでほぼ一定に
なるのがベストだが、さてどうなるか?
(もちろん温床をつくった経験無し!)
今回は枠を少し縮めました。
第2弾の着手はいつになるか?
温度が下がってきたらまた切り返せば
あがり1,2ヵ月は使えるようだが。
温床は、なかなか奥が深く難しいようです。
先輩農家さんの多くの方がうまくいかないとも言ってましたね。
来年の苗用の土は、この温床の土を成分調整して
使用する予定です。
今回はケイ酸分(植物の表皮を固くし病害虫から守る役目あり)として
藁だけでなく籾殻も少し。
(籾殻は水分を吸収しにくいけど、1年間あるし
 窒素飢餓等も問題ないでしょう。)